子宮・卵巣の病気・子宮がん検診

婦人科がん検診

子宮は下腹部の正中にあって、洋梨を逆さまにしたような形をしており、通常は鶏の卵大の大きさです。両側には左右それぞれ親指の頭大の大きさの卵巣があり、女性ホルモンであるエストロゲン(卵胞ホルモン)やプロゲステロン(黄体ホルモン)を分泌しています。また、およそ1か月に1度排卵して卵子を放出し、卵巣から排卵された卵子は卵管采からピックアップされ卵管を通って子宮に運ばれます。

子宮頚がん、子宮体がん、卵巣がんの検診を行っています。細胞診だけでなく超音波機器によるがん検診も行っております。超音波検査では、内診ではわからない子宮の内部にある子宮内膜の厚さや卵巣の細かい変化状況などが判断できるため、がんだけでなくほかの疾患の診断にも有用です。

子宮筋腫

子宮筋腫は産婦人科領域で最も頻繁に認められる病気の一つであり、子宮を形成する平滑筋という筋組織から発症した良性の腫瘍です。30歳台から徐々に頻度が高くなり、40歳台になると30~40%の女性に認められるといわれています。 できた場所や数や大きさにより症状の現れ方がさまざまなため、画一的な治療ではなく、患者様一人一人の状況に合わせて治療法を考える必要があります。 下腹部にかたいしこりが触れたり、極端に月経量が多い場合や貧血がある場合などは子宮筋腫が疑われるので、一度婦人科を受診してください。 閉経すると一般に子宮筋腫は小さくなり、子宮からの出血もなくなるため、そのまま治療をせず経過をみてよいことは多いのですが、閉経後に大きくなる場合は子宮肉腫も疑われるため、その場合は婦人科を受診するようにしてください。

子宮内膜症・子宮腺筋症

子宮内膜症とは、本来は子宮の内側にしか存在しないはずの子宮内膜に似た組織が、何らかの原因で子宮の内側以外の場所(卵巣・腹膜など)にでき、増殖する病気です。ちなみに同じように子宮内膜に似た組織が子宮筋層内にできる病気を子宮腺筋症といいます。原因についてはさまざまな仮説がありますが、確定的なことはわかっていません。 子宮内膜症の組織は女性ホルモンの影響を受け、正常な子宮内膜と同じように周期的に増殖・出血するため、その血液がたまって炎症を起こしたり、周囲の組織が癒着したりすることによって、月経痛や骨盤痛・下腹部痛・性交痛・排便痛などを引き起こします。 治療は、薬物療法や手術などさまざまな方法があります。

子宮頸管ポリープ

子宮頸管部のポリープ状の病変はほとんどが頸管粘膜ポリープで、良性であることが多いです。不正性器出血がなく、小さいものであればそのまま経過観察でよいのですが、不正性器出血がみられたり、ある程度の大きさがあるものであれば、手術を勧めています。たいていの手術は外来で可能です。

卵巣嚢胞(良性腫瘍)

卵巣良性腫瘍として成熟嚢胞性奇形腫、漿液性腺腫、粘液性腺腫などがあります。 卵巣腫瘍はできても無症状のことが多く、検診の際などで偶然発見されたりします。また、卵巣腫瘍が捻じれ(茎捻転を起こし)、急性腹症として緊急手術が必要になることもあります。中には巨大な腫瘤となり腹部を圧迫した状態で見つかることもあります。 下腹部の異変に気づいたら、一度婦人科を受診することをお勧めします。 卵巣腫瘍は6㎝を超えると茎捻転のリスクが高くなるため、手術をお勧めしています。 また、成熟嚢胞性奇形腫や卵巣子宮内膜症性嚢胞は将来悪性化する危険性もあるため、注意して経過をみていく必要があります。 また、ホルモンの影響により卵胞は20mm前後まで成長し、排卵後にできる黄体嚢胞は数cmまで大きくなることがあります。これらは機能性嚢胞といわれ、月経周期に応じて変化します。

子宮頸がん

初期の子宮頸がんに、自覚症状は普通ありませんが、進行すると不正出血がみられたり、異常なおりものが増えたりします。子宮頚がんの発生にはヒトパピローマウイルス(HPV)の感染が深く関わっており、性交渉で感染することがわかっています。
感染があってもほとんどが一過性で自然に治るのですが、感染が長く続くと異形成と呼ばれる前がん状態になるとされています。異形成は子宮頸部細胞診(子宮頸がん検診)によってわかります。
性器出血などの症状があってから受診されるとかなり進行していることが多いので、定期的に検診を受けることをお勧めします。

子宮体がん

子宮体がんは閉経後の方に多く、主な症状は出血です。したがって閉経後に出血がみられた方は子宮体がん検診を受ける必要があります。
ただし、閉経後は子宮も小さくなっていて、子宮の中に細胞を採取するブラシが入りづらくなっていて検査ができない方もいらっしゃいます。その場合は、超音波検査で子宮内膜の厚さなどを診て判断しますので、まずは婦人科を受診してください。
子宮体がんは乳がん・大腸がんとともに近年増加しているがんで、原因は食事の欧米化にあるのではといわれています。お産回数が少なく、肥満タイプで高血圧や高脂血症や糖尿病の方がなりやすいとされています。普段からバランスのよい食事・適度な運動を心がけていきましょう。

卵巣がん

初期の卵巣がんには全く症状がなく、腹痛やおなかのはりがあって婦人科を受診された時には卵巣の外にまでがんが広がった状態だったということは少なくありません。
卵巣がんは必ずしも卵巣が大きくなるわけではないので、超音波検査を受けていれば大丈夫というわけではありませんが、卵巣が大きくなるタイプの腫瘍には超音波検査は有効です。時々、超音波検査を受けることをお勧めします。

よくある質問

Q

子宮筋腫について教えてください。 

A

子宮筋腫は産婦人科領域で最も頻繁に認められる病気の一つであり、子宮を形成する平滑筋という筋組織から発症した良性の腫瘍です。30歳台から徐々に頻度が高くなり、40歳台になると30~40%の女性に認められるといわれています。
できた場所や数や大きさにより症状の現れ方がさまざまなため、画一的な治療ではなく、患者様一人一人の状況に合わせて治療法を考える必要があります。 下腹部にかたいしこりが触れたり、極端に月経量が多い場合や貧血がある場合などは子宮筋腫が疑われるので、一度婦人科を受診してください。

Q

子宮内膜症について教えてください。

A

子宮内膜症とは、本来は子宮の内側にしか存在しないはずの子宮内膜に似た組織が、何らかの原因で子宮の内側以外の場所(卵巣・腹膜など)にでき、増殖する病気です。ちなみに同じように子宮内膜に似た組織が子宮筋層内にできる病気を子宮腺筋症といいます。原因についてはさまざまな仮説がありますが、確定的なことはわかっていません。
子宮内膜症の組織は女性ホルモンの影響を受け、正常な子宮内膜と同じように周期的に増殖・出血するため、その血液がたまって炎症を起こしたり、周囲の組織が癒着したりすることによって、月経痛や骨盤痛・下腹部痛・性交痛・排便痛などを引き起こします。 治療は、薬物療法や手術などさまざまな方法があります。

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